投資初心者には「インデックス投資」がおすすめってホントですか?
インデックス投資の仕組みや始め方を、超・初心者の僕にも分かりやすく教えてください!
こんな疑問にお答えします!
- インデックス投資ってなに?
- インデックス投資のメリット4つ
- インデックス投資のデメリット3つ
- インデックス投資の始め方【4つの手順】
- おすすめのインデックスファンドを紹介
- NABIZ-BLOG管理人
- サイドFIRE達成済み、億トレーダー
- 副業投資の最高利益:1億4,000万円
- Twitterのフォロワー:約1,300人
本記事を書いてる僕は、副業投資歴6年の億トレーダー(@NABIZ_BLOG)です。自己破産後に投資を始め、今では年間1億円以上をトレードで稼げるようになりました。
今回は、【超・初心者向け】インデックス投資の始め方について紹介します。
世の中には様々な投資商品(株、FX、仮想通貨、CFD、不動産など)が存在し、ユーザーの使い勝手や満足度は向上する一方で、迷う原因となってしまっていることも事実です。
「将来の資産形成のために投資を始めたいけど、種類が多すぎて、何から手を付ければいいのか分からない。」
そんな風に思っていませんか?
結論からいうと、投資初心者にとっての最適解こそ「インデックス投資」であり、はじめての資産運用にピッタリの方法です。
そこで本記事では、インデックス投資のメリット・デメリットから具体的な始め方、おすすめのファンド(投資信託)紹介まで、どこよりも分かりやすくまとめ、解説していきます。
はじめて資産運用にチャレンジする初心者の方でも、しっかりとインデックス投資について学べる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
一緒に学んで、今日から投資をスタートしていきましょう!
インデックス投資ってなに?
インデックス投資とは、株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指して運用する投資手法のこと。
一般的に「株式投資」と聞くと、個別株(特定企業の株)を売買して、利益を出すイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし、インデックス投資の場合は、個別株に投資するのではなく、株価指数と呼ばれる”市場全体の値動き”に投資します。
代表的な株価指数の例は、以下のとおりです。
株価指数の代表例
- S&P500
L アメリカの代表的な500銘柄の時価総額をもとに算出 - NYダウ(ダウ工業株30種平均)
L ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している米国の代表的な30銘柄をもとに算出 - 日経平均株価(日経225)
L 日本の代表的な225社の平均株価 - TOPIX
L 東証一部上場全銘柄の時価総額をもとに算出
上記のように1つの株価指数には、数十~数百銘柄の株式が組み込まれており、『市場全体の動向を示す指標』として、多くの投資家が参考にしています。
たとえばS&P500は、アメリカ主要企業500社(アップル、アマゾン、マイクロソフト、テスラなど)の時価総額をもとに算出した株価指数のため、「S&P500の価格推移をみれば、アメリカ全体の経済状況(景気の良し悪し)が把握できる」ということです。
じゃあ、インデックス投資でS&P500と同じ値動きを目指す場合、500社の株を買って運用する必要があるってこと?💦
さすがに500社の株を1つずつ売買するのは大変だから、投資信託(ファンド)っていう仕組みを活用するよ!
投資信託(ファンド)の仕組み
投資信託とは、投資家から集めたお金を、資産運用のプロが代わりに投資・運用する金融商品のこと。
運用の成果は、資金の出資者である投資家に「分配金」という形で還元されます。
投資家は、たとえ専門的な投資の知識・技術がなかったとしても、投資のプロに自分の資金を運用してもらえるのが投資信託の最大の魅力です。
アクティブ投資とインデックス投資の違い
投資信託には、大きく分けて2つの運用方法(アクティブ投資とインデックス投資)があります。
それぞれ、運用目標や投資手法、特徴に明確な違いがあるため、以下の表でチェックしておきましょう。
投資信託の2つの運用方法を比較
アクティブ投資 | インデックス投資 | |
運用目標 | 株価指数を上回る | 株価指数に連動する |
投資手法 | アクティブファンドの購入 | インデックスファンドの購入 |
組入銘柄 | 優良な銘柄を厳選 | 株価指数と同様の構成 |
手数料 | 高い | 低い |
特徴 | ハイリスク・ハイリターン | ローリスク・ローリターン |
「アクティブファンド」に投資することを「アクティブ投資」と呼び、「インデックスファンド」に投資することを「インデックス投資」と呼びます。
では、この2つの運用方法を比較したとき、どちらがより稼ぎやすく、初心者向きといえるのか?
結論から先にお伝えすると、当ブログでは投資初心者こそ「インデックスファンド」に投資すべきと考えています。
その理由の一つとして挙げられるのが、アクティブファンドの勝率の低さです。
投資初心者に「インデックスファンド」をオススメする理由
せっかく手数料を払ってプロに頼むのだから、株価指数を上回る運用(アクティブファンド)を選びたいと考える人もいるでしょう。
たしかにインデックスファンドよりも高いリターンに期待できることは事実ですが、その分、損失リスクが増えることも理解しておかなければなりません。
下の図は、2021年末時点における、過去10年間のアクティブファンドとインデックスファンド(S&P500)の勝率比較データです。
米国での10年間の投資において、アクティブファンドの勝率は、たったの16.93%!
裏を返せば、インデックスファンド(S&P500)に10年間投資しておけば、83.07%の確率でアクティブファンドを上回る成績を残せたということになります。
長期にわたって良いパフォーマンスを発揮できるアクティブファンドを見つけられる人は少ないはずです。
だからこそ当ブログでは、投資初心者に向けて、勝率の高い「インデックスファンド」をオススメしています。
インデックス投資のメリット4つ
インデックス投資のメリットは、以下の4つです。
- 投資の専門的な知識、技術がいらない
- ほったらかし運用が可能
- 低予算ではじめられる
- 簡単に分散投資ができる
1つずつ、解説していきます。
①投資の専門的な知識、技術がいらない
インデックス投資は、資産運用のプロに運用を任せられるので、投資の専門的な知識や技術がほぼ不要となります。
わたしたち投資家が決めるべき内容は、以下の2つだけ!
- 投資するインデックスファンド
- 投資する金額
あとは資産運用のプロが、株価指数に連動するように上手く運用してくれるので、とっても楽チンです。
②ほったらかし運用が可能
インデックス投資なら、手間なく、ほったらかし運用が可能です。
その理由として、以下の3つが挙げられます。
- 個別株のように優れた銘柄を調査する必要がない
- 自動積立サービスを利用すれば買い忘れも防げる
- 資産運用のプロに運用を丸投げできる
ファンドごとに複数の銘柄がセット売りされているので、1つ1つ将来有望な株を探す手間がかからないのは大きな魅力ですよね。
インデックスファンドを決めて、毎月の積立金額を設定すれば、あとは資産運用のプロに丸投げして、ほったらかし運用が実現できます。
③低予算ではじめられる
インデックス投資は、多くの投資家から集めたお金をプロが分散投資する仕組みのため、低予算ではじめることができます。
5大ネット証券(SBI、楽天、マネックス、松井、auカブコム)に限れば、すべて投資信託が100円から購入できる設定です。
大きな資金を用意せずに投資できる点は、インデックス投資の大きなメリットといえます。
④簡単に分散投資ができる
インデックス投資は、インデックスファンドと呼ばれる『株式の詰め合わせパック』を買って運用する投資法です。
1つのインデックスファンドを購入するだけで、複数銘柄に分散投資したことと同じ状態になるため、損失リスクも抑えられます。
分散投資をおこなうと、例えばその中の一社の株価が悪化・下落しても、全体でその下落をカバーできるので、安定的な運用に繋がりやすいといえるでしょう。
インデックス投資のデメリット3つ
多くのメリットを持つインデックス投資ですが、当然ながらデメリットもあります。
インデックス投資のデメリットは、以下の3つです。
- 大きなリターンは望めない
- 運用コストがかかる
- 元本割れのリスクがある
それぞれの内容を、チェックしていきましょう。
①大きなリターンは望めない
インデックス投資は市場全体の値動きに投資するため、大きなリターンは望めません。
「分散投資ができて値下がりの影響を受けにくい一方、値上がりの影響も受けにくい」というわけです。
仮にインデックスファンドに含まれる一社の株価が急騰したとしても、他の銘柄に相殺されてしまうため、個別株ほどの高い利益を得ることができません。
このようにインデックス投資は、ローリスクな分、ローリターンな投資先だといえます。
②運用コストがかかる
インデックス投資は運用をプロに任せます。
そのため、インデックスファンドを提供している会社に対して、「信託報酬」という運用コストを支払う必要があります。
この運用コストは、個別株への投資よりも割高です。
インデックスファンドを選ぶ際は、「信託報酬」が低いことも重要なポイントになります。
③元本割れのリスクがある
インデックス投資は、個別株投資に比べると安定した運用が可能です。
しかし、個別株やその他の投資商品と同じように、インデックス投資であっても元本割れの可能性はあります。
大きな経済危機などの影響を受ければ、元本が割れてしまうリスクも抱えていることを理解しておきましょう。
インデックス投資の始め方【4つの手順】
インデックス投資の始め方を、以下で4つの手順に分けてサクッと解説します。
- ネット証券口座を開設する
- 購入するインデックスファンドを決める
- つみたてNISAやiDeCoを活用してもっとお得に
- 毎月の積立設定をしてあとはほっとくだけ
順を追って、説明していきますね。
①ネット証券口座を開設する
まずは、ネット証券で口座を開設します。
一応、銀行の窓口等でも口座開設は可能ですが、手数料が高いのでオススメしません。
どこの証券会社にすべきか迷ったら、ネット証券の最大手「SBI証券」がオススメです。
SBI証券がオススメな理由
- 口座開設数No.1
- 取り扱い商品が豊富
- 信託報酬(手数料)が低い
自分の大切なお金を預けて運用してもらうわけですから、信頼と実績のある会社の方が安心できますよね。
②購入するインデックスファンドを決める
次に、購入するインデックスファンドを決めていきましょう。
インデックスファンドを選ぶ際は、どこの(全世界、米国、日本など)、何に(株式、債券、不動産など)投資するか決めなければなりません。
ただ、最初はどこの何に投資すればいいか迷ってしまう方も多いでしょう。
いまからインデックス投資をはじめるなら、とくにオススメなのは、以下の2つ。
- 全世界株(MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) - 米国株(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
どちらも右肩上がりに成長してきた実績があり、SBI証券を含む主要証券会社のどこでも扱われています。
記事の後半で、他のオススメファンドについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
③つみたてNISAやiDeCoを活用してもっとお得に
インデックスファンドをはじめるなら、つみたてNISAやiDeCoを活用することで、リターンを最大化できます。
つみたてNISAとiDeCoを簡単に説明すると、長期投資をサポートするための非課税制度です。
たとえば、100万円投資して、150万円(利益50万円)になった場合。
本来であれば、利益の50万円に対して約20%、およそ10万円の税金がかかります。
ですが、つみたてNISAやiDeCoを利用すると、この税金が無くなるというわけです。
それぞれの制度の特徴は、以下のとおり。
- つみたてNISA
①長期積立投資のサポート制度、いつでも好きな時に換金できる
②年間40万円、投資してから20年間ずっと運用益が非課税 - iDeCo
①自分で作る年金制度、例外を除いて受け取りは60歳以降
②運用益が加入時から60歳までずっと非課税、掛金が全額所得控除
つみたてNISAやiDeCoを利用して、インデックスファンドをもっとお得に利用していきましょう。
④毎月の積立設定をしてあとはほっとくだけ
インデックスファンドが決まったら、あとは毎月の積立設定をしてほっとくだけでOKです。
SBI証券を含む主要証券会社では、自動定期積立機能が使えます。
毎月もしくは毎日、指定金額で指定ファンドを自動的に購入する機能です。
※もちろんつみたてNISAやiDeCoでも利用できます。
はじめは少額から設定して、コツコツと資産を積み上げていきましょう。
おすすめのインデックスファンドを紹介
インデックスファンドに投資しようと考えた時、「どの商品を買ったら良いのか?」迷う方も多いでしょう。
当ブログでは、以下の2つのタイプのインデックスファンドをおすすめしています。
- 全世界株式
- 米国株式
それぞれのタイプごとに、おすすめファンドを紹介していきます。
①全世界株式
全世界株式は、先進国から新興国まで幅広い国の株式に投資できるため、これ一本でリスク分散が可能な商品です。
おすすめのファンドは、以下の2つです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動
小型株を含まない約3,000銘柄に投資
信託報酬は年0.1144% - 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動
小型株を含む約8,000銘柄に投資
信託報酬は年0.212%
楽天・全世界株式インデックス・ファンドの方が、手数料が高く、分散先も多いことが分かります。
分散先が多いということは、成長性の低い企業も含まれるということです。
信託報酬が安く、成長性の高い企業を中心に投資したい方は、eMAXIS Slim 全世界株式を選んでおくとよいでしょう。
▼全世界株式ファンドの比較はこちら
②米国株式
米国株式は、世界経済の中心ともいわれるアメリカ企業の株式を網羅した商品です。
とくにおすすめのファンドは、S&P500(アメリカの主要企業500社)に連動する、以下の2つです。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500に連動
トータルリターンは年29.99%
信託報酬手数料は年0.0968% - SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
S&P500に連動
トータルリターンは年29.68%
信託報酬手数料は年0.0938%
どちらも中身は同じですが、リターンの高い方を選ぶなら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、手数料が安い方を選ぶらなら「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を選ぶとよいでしょう。
ただ、両者とも大きな差はないので、気に入った方で大丈夫です。
▼米国株式ファンドの比較はこちら
まとめ:100円から始められる「インデックス投資」で資産を増やそう!
平均寿命の増加、終身雇用制度の崩壊、銀行預金の金利低下など、資産を増やすための「投資」が必須の時代となってきました。
インデックス投資であれば、100円からコツコツ積立ができるので、投資初心者におすすめです。
まずは今この瞬間に小額から投資を始めてみる。
それが先の見えないこの時代に、あなたの将来を明るくする第一歩と信じています。
▼米国株と全世界株の比較はこちら
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